世界有数の経済誌であるフォーブス社が、年収3億円以上の1,000名を対象に、「これまで一番、役に立ったと思う勉強は何か?」と質問したところ、72%もの人が「コミュニケーションだ」と答えています。
コミュニケーションと聞くと、話し方が上手であったり、相手の話の聞き方が上手であると言ったイメージを持たれている方が多いのですが、そうではありません。
コミュニケーションとは、互いに言葉やジェスチャーを使って、意思や感情、情報を伝え合うこと。そして他者から伝えられた情報を理解し、相手の心の状態を理解することなのです。
世界の成功者たちが、最も重要なスキルとしてコミュニケーションをあげるのは、それが社交の場で役立つからというような理由からではありません。
コミュニケーションには、自分を変え、組織を変え、そして収益を変えていく力がある。
つまり、マネジメントの中心的な部分にあるのがコミュニケーションだからこそ、この能力を重要視しているのです。
人間は、それぞれ異なる環境で育ち、異なる経験を積み重ねているため、同じ物事を見ても、人によって、捉え方、考え方、感じ方が異なります。
ですから、単にこちらの情報を発信する、相手の情報をそのまま受け取るということをしていても、意志や感情の疎通を行うことはできないのです。
両者の思考や捉え方の違いを認めることで、相手に伝わる情報の発信をしたり、相手の心の状態を理解することができるコミュニケーションができるようになる。そうすることで本当の意味での意思や感情の疎通を行うことができるようになるのです。
このようなコミュニケーションは、スタッフの関係を良好にするだけでなく、仕事の使命感や目的間を持たせ、スタッフのモチベーションを上げるなど、組織を活性化させます。
その結果、本当の意味での顧客満足、そして収益の改善が生まれるのです。
メディカルヒューマンアドバイザーは、医療における人間関係の構築をあなたに提案しています。
世界のマネジメントで使われているコミュニケーションに、みずから自身も医師であり病院経営者である井上裕之アドバイザーの経験と臨床を加えることで「院長と院内スタッフ」、そして「医師と患者」に特化した独自のコミュニケーション理論を提案し、病院内の革命、医師と患者の関係の革命を行っています。